キャンピングカーの特徴を解説【バスコン編】

バスコンってどんな車?

名前の通りバスをベースに作られているタイプのキャンピングカーをまとめてバスコンと呼んでいます。

ベース車は6メートル前後のマイクロバスをベースに作られている事が多く、国内生産のキャンピングカーでは1番大型の車種になりますが、基本的には普通免許で運転出来ます。

バスコンの良いところ

住居スペースに余裕がある

なんと言ってもバスコンの良いところは住居スペースの広さです。その分余裕を持って車内スペースを確保する事が出来ます。

電子レンジ、シンク、コンロなどの装備を搭載してもスペースに余裕があります。

これくらいの余裕があれば料理などもスムーズに出来そうです。

ベットもダブルサイズでベットの下の収納スペースもかなりとれています。

走行性能も高い

車体が大きいと走行性能が落ちるイメージがありますが、バスコンに関して言えばベース車がマイクロバスなので走行性もキャブコンなどに比べると優れている場合が多いです。

元々多くの人を運ぶ為の車なので、足回りも良く、軽キャンやキャブコンなどに比べると走行安定性も高いでしょう。

バスコンは悪い所

駐車スペースが無い

キャブコンであれば全長は5メートル前後の車種がほとんどなので、普通車の駐車場に駐車する事が可能ですが、バスコンとなれば無理です。

ですので、大型車専用の駐車場が用意されている施設以外停車する事が出来ません。

また、家庭の駐車場にも収まらないケースが多いかと思いますが、月極駐車場などでもバスコンで契約出来る場所は少なく、さらに料金もそれなりに必要な場合が多いようです。

購入価格が高い

800万以上を覚悟する必要があるでしょう。

国内でキャンピングカーを購入する場合は最も購入費用が高額なタイプの車種です。

選択肢が少ない

そもそも販売台数がさほど多く無いので、製造しているビルダーも多くありません。

キャブコンやバンコンのように多くの選択肢から自分にピッタリの一台を探すというのは難しいかもしれません。

総評。圧倒的な住居性を得る為の犠牲が大きい。

国内車で住居性を1番に求めるならバスコンが圧倒的です。車体が大きい分、住居スペースも収納スペースもキャブコン以上に余裕があります。

しかし、実際に使うとなると6メートルを超える車体は日本の道路では運転がしにくそうですし、駐車場に対するストレスもキャブコンの比では無いかと思います。

ただ、もしも自宅に広い駐車場があり、旅行先も首都圏ではなく田舎という環境であるならば、駐車場なども見つからない事は無いですし、住居性という部分ではやはり圧倒的ですのでそういうユーザー様にはベストな一台になるかもしれません。

ただ、個人的には国内のバスコンを買うくらいなら海外のキャブコンやバスコンを購入する方がメリットがありそうな気もします。

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