キャンピングカーの特徴を解説【トレーラー編】

出典 インディアナRV アンタレス390

トレーラーキャンピングカーってどんな車?

エンジン等、自走する機能を持たず、牽引されるタイプのキャンピングカーがトレーラータイプです。

牽引などの特別な免許が必要なイメージがありますが、重量750キロ以下のトレーラーであれば、普通免許で運転する事が出来ます。車検は2年に1度です。

トレーラーキャンピングカーの良いところ

価格が安い

サイズやオプションによって値幅こそありますが安い物では200万程度でキャブコンと同等かそれ以上の住居スペースを持つキャンピングカーを手に入れる事が出来ます。

勿論牽引元の乗用車は別に用意する必要がありますが、車種によっては通常利用している乗用車でも牽引出来ますので、経済的な負担を少なくキャンピングカーを持つ事が出来ます。

住居スペースが広い

他のキャンピングカーのように自走に必要な設備が必要ありません。そのため多くの住居スペースを取る事が出来ます。

出典 インディアナRV アンタレス390

またエンジンルームの配置なども考慮する必要がないので、設計の自由度も高いです。

日常利用がしやすい

平常時はトレーラー部分を切り離して利用する事が出来ますので、日常的には普通の乗用車を利用する事が出来ます。

キャンピングカーはセカンドカーとして所有される方が多いですが、トレーラーの場合はトレーラー+乗用車という構成で日常的に不便を感じる事は無いでしょう。

トレーラーキャンピングカーの悪い所

運転が難しい

正直いって牽引なんてした事が無いので、難しいのかどうか解りませんが(笑)牽引車の車長4メートル前後+トレーラーの車長数メートル。

おそらくマイクロバス並みの長さになりますし、牽引特有の運転技術も必要になることを考えると最初のうちはかなり苦労するかと思います。

駐車スペースが見つかりにくい

家庭や契約駐車場では2台契約するという形で、そこまで苦労する事は無いかと思いますが、牽引車+トレーラーで車長が相当長くなってしまうので、旅行先で駐車場を探すのはかなり苦労するかと思います。

走行中に乗車が出来ない

走行中はトレーラー内に乗車している事は出来ません。

キャンピングカーは移動中も自宅にいるような非日常感が楽しかったりするので、この部分は少し残念なポイントです。

総評。日本ではあまり合理的な選択ではないかもしれない

自分が購入し、利用している訳ではないためなんとも言えない部分もあるのですが、道や駐車スペースに制限がある日本ではあまり合理的な選択では無いような気がします。

実際販売台数もキャブコンやバンコン等とは大きく開きがあります。

欧米ではトレーラータイプのキャンピングカー人気ですが、これは一つの旅行先に到着してらそこを拠点として動かない為です。

日本の場合でも一カ所に留まるような旅行スタイルならば、合理的な選択になるかもしれません。

しかし基本的にトレーラーだけ駐車しておいて牽引元だけ移動する訳にはいきませんし、トレーラーがベストな選択となるユーザーは限られていると思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です